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日本の仮想通貨モナコインの今後はどうなるのか?特徴を網羅的に解説するよ

マイナーが愛するモナコイン

モナコイン(Monacoin)は、日本発にして初の仮想通貨です。有志のネットユーザーにより現在も熱心に開発されています。さらにサブカル業界の投げ銭として好んで使用されている国産仮想通貨です。

電脳モグラはモナコインがコインチェックに上場すると予測しています。理由としてはコインチェックが匿名性の高い仮想通貨を上場廃止にするからです。となると新たな仮想通貨を追加する必要があるので日本国内で人気のあるモナコインを上場させるというのは合理的な判断だと思います。

2017年6月ごろから国内仮想通貨取引所への上場ラッシュが続いていましたが、モナコインが支持される理由とはなんでしょうか。モナコインの歩みや開発状況・最近のニュースなどを紹介します。

モナコイン (MONA)の概要と歴史

モナコインはマウントゴックス事件が話題となっている時期に創始され、政府関係者からも注目されていました。リリース初年度は特にメディア露出が多く、保有者が急増したのもこの時期です。いくつかの高度な技術導入も報じられマイニングに関する情報も多数あります。

モナコイン創始から近年まで

モナコイン(Monacoin/単位:MONA)は、2013年12月にβ版リリース・2014年1月1日に正式にリリースされました。ライトコイン(Litecoin/単位:LTC)のマイニングコミュニティでさかんに取引されていましたが、2ch(現5ch)内の様々なコミュニティへと人気が飛び火します。

正式リリースから2ヶ月後の3月には「長野県の別荘地をスタート価格5,000MONAでオークション販売する」という人が現れました。5,000MONAは、当時の価格で75,000円です。このニュースが報じられた直後、モナコインの価格は2.5倍に急騰しています。

翌月2014年4月、河野太郎氏(2018年4月の現外務大臣)も参加した、仮想通貨シンポジウムでモナコインがとりあげられました。報道機関からの注目度も高く、2014年4月:日本経済新聞 同年5月:早くも主要メディアで紹介されています。

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この年には、ホリエモンこと堀江貴文氏もモナコインを保有していたとTwitter上で発言しています。モナコインは海外知名度が低く、実店舗での決済普及も遅々としていました。

巨大掲示板やコミケなどを中心に、サブカル向けの仮想通貨として普及。2017年中頃まで、投資目的で保有する人は少なく・現在まで個人間決済目的での保有が中心です。

2017年からのモナコイン加熱

2017年4月、モナコインでSegwit(後述)が採用されました。あらゆる仮想通貨に先立ち、世界初となります。同年6月にはbitbank.cc(ビットバンク)・9月にビットフライヤー(BitFlyer)に上場します。2017年中頃まで50円前後で推移していていましたが、6月時点で100円を突破・2017年末には一時2,000円/MONAを更新しました。3日間で180億円の経済効果があるとされる国内最大のサブカルイベント・コミックマーケットでも、モナコイン決済可能な大型ブースが設置され、話題となります。

2017年8月、マイニングパーツ販売店としても人気のあるパソコンショップアークで、モナコイン決済開始が発表されます。この頃から、モナコインのイメージキャラクター「モナー」のグッズ制作活動も活発になります。半減期(通貨の新規発行ペースが半減するタイミング)直後にも関わらず、チャートは暴落せずに落ち着いていました。

2018年1月には、取引所での売買を介さずに他仮想通貨への交換を可能とする「アトミックスワップ」に成功しました。ライトコイン・ビットコイン間での成功例に次ぐ、2番目の例とされています。

モナコイン (MONA)の特徴

モナコインの基本情報は、以下の通りです。

発行上限数:1億512万枚(ビットコインの約5倍)

発行済み枚数:約5,900万枚(2018年4月現在)…全体のおよそ56%

市場規模:約256億円(同上現在)

ブロック生成間隔:平均90秒

ブロックチェーン:ライトコインベース

半減期:約3年

暗号化方式:Lyra2REv2

マイニングの方法:GPU

モナコイン(MONA)のマイニング方法を完全網羅!マイニングソフトとマイニングプールの設定の仕方

2017年7月16日に1度目の半減期が訪れ、次回は2020年7月頃と予測されています。仮想通貨全体の傾向として、半減期直後は値下がりしがちです。2018年4月現在、半減期による値下げの見込みはまだ先だと言えます。

モナコイン (MONA)のチャート推移

モナコイン の全期間のチャートを見て見ましょう

https://cc.minkabu.jp/pair/MONA_JPY

このチャートを見ると、高騰のタイミングが2回あることが分かります。

2017年4月(Segwit実装):5円→15円(約3倍)

2017年6月(ビットバンク上場、ここから上場ラッシュ):直前で50円突破・7月に100円台へ

モナコインはアトミックスワップを含む有力な技術をいくつか持っており、今後も最新技術の導入が続くと予想されます。

  • ブロックチェーン技術のアップデート
  • 新規上場

これらが高騰の機会であることが想定できます。

モナコイン (MONA)が買える取引所

国内外でモナコインが上場している取引所は、次の通りです。

日本国内

取引所/販売所取り扱い通貨数取引手数料レバレッジ取引
Zaif取引所/販売所16種類0~0.1%あり
BitFlyer販売所7種類0.05~0.15%BTCのみ
BitTrade取引所6種類0.2~0.7%あり
bitbank取引所/販売所6種類0%あり
Fisco取引所/販売所6種類0~0.3%なし

海外

Bittrex(アメリカ)

Upbit(韓国)

EXX.com(中国)

Livecoin(ロシア)

CryptBridge(ロシア)

BlueTrade(ブラジル)

…いずれもBTCで購入可能です。

また、2018年4月以降にも、いくつかの海外取引所に上場が決まっています(後述)。

モナコイン (MONA)開発者について

モナコインの開発は現在も続いており、5ch・コミュニティサイトで上がった声が技術面に続々と繁栄されています。流通が開始した当時の技術者が今も活動しており、マイニングに関する日本語の情報が豊富にあります。時価総額の高い仮想通貨では開発者のネームブランドも高いのが特徴ですが、モナコインではどのようになっているのでしょうか。

開発者の経歴

モナコインの開発者は「わたなべ氏」とされており、その本名や経歴などは明かされていません。氏はライトコインのマイニングプール「2chpool」を運営しており、送金速度をさらにあげて即時決済を可能とする通貨構想を持っていました。それがモナコインです。

わたなべ氏は、2018年現在の開発グループであるMonacoinProjectのメンバーとして今も発言力を持つとされています。後述するAskMonaにもたびたび投稿していると噂されていますが、真相は不明です。

モナコイン (MONA)の技術

モナコインのコンセプトとして、マイニング負担の軽減・より早い決済の実現の2つが挙げられます。2018年1月に高校生によるハッキングツールの開発が報じられていますが、これはあくまでもウォレット情報を保管していたパソコンへの侵入を目的としたもので、モナコインのブロックチェーン技術自体に攻撃できるものではありません。

ここでは、モナコインで採用されている各種技術の紹介を行います。

モナコインで初めて導入された「Segwit」とは

Segwitとは、ブロックに格納するデータを圧縮する技術です。

仮想通貨の取引が起こると、そのデータとともに電子署名がブロックに格納されます。電子署名の部分は重要性の低いデータですが、決済の度にそのデータ量は増え・ブロック容量を圧迫してしまいます。これによって不利益を被るのは、仮想通貨の保有者です。世界中で通貨が普及するにしたがって、送金速度が低下してしまうという現象が起きます。

そこで、電子署名の部分だけを独立した別のブロックに格納し、ブロック容量を節約しようというのがSegwitの狙いです。

現在の基軸通貨とも言えるビットコイン(BTC)においては、ブロック容量が圧迫されることによってデータ処理遅延が起こる「スケーラビリティ問題」が加熱していました。Segwitを採用したいというビットコイン開発側・ブロック容量を引き上げることで解決できる主張する一部のマイナー側で対立が起きています。そして、後者主導で分裂したのがビットコインキャッシュ(BTC)です。

ビットコイン等の主要通貨に先立ち、柔軟にこの技術を採用して問題に対応したのがモナコインです。

送金速度とセキュリティ上の問題

Segwit導入有無に関わらず、モナコインで採用されているのは最速クラスの送金速度を誇る技術です。これがライトコインとの決定的な違いとなっています。

両者で最短送金時間を比較すると、以下のようになります。

  • ライトコイン:2.5分
  • モナコイン:1.5分

ライトコインのほうが最短送金時間が長い分、二重支払いやハッキングの精査をしっかりと行うため、セキュリティ性は高いと言われています。一方でモナコインのセキュリティに関する最新情報を見ると、今年3月に以下のような話題が上がっています。

直近1000ブロックの採掘量が57%になってるプールがあるんだが、この状態はまずいんじゃないか?

引用:AskMona

この後、1台のマシンで3000MONA/日を採掘する人物がいるとの情報も流れました。ここで問題となっているのは、51%攻撃というものです。これは採掘量全体の51%をマイニングする人々が共謀した場合、ブロックチェーンの改ざんが行えるというもので、仮想通貨全体の問題となっています。モナコインでは取引承認スピードが早い分、51%攻撃が容易いのではないか?と議論になっています。

モナコインはライトコインからの改良点として、ASIC 耐性を持っています。

ASICとは「特定の利用目的のために使われる集積回路」で、ここではマイニングに特化したコンピュータのことを指します。つまり、ハイスペックなマシンで採掘し・MONAを独占しようという企みをある程度防げる仕組みになっています。

本来であれば「一部の人だけが共謀して全体の51%を採掘できる」という状況は考えにくいのですが、ここで流れた情報を鑑みると不安が残ります。

実装が噂される「ライトニングネットワーク」

送金速度をさらにあげる手段として、「ライトニングネットワーク」という構想があります。これは「ネット上で直接繋がっていなくても、仮想通貨を保有している人を中継して送金できる」という技術です。

たとえば、A・B・Cの3名のモナコイン保有者がいるとします。

B-A-C

…BさんとCさんはネットで接続されておらず、Aさんだけが2人にアクセスできる状態

既にライトコイン・ビットコイン間で実験に成功しており、モナコインでも実験・実装可能ではないかと予想されます。この後紹介するフォーブズ誌での報道でも、ライトニングネットワーク実装について期待されています。

モナコイン (MONA)決済ができるお店とサービス

モナコイン決済に対応する実店舗は、まだ数が限られています。しかしアニメや漫画・ギフトカードの個人間取引の決済には活用されており、コミュニティサイト上の利用例が多数あります。

AskMona

http://askmona.org/

マイナー・保有者問わず参加している、モナコインの情報交換専用の掲示板です。モナコインに関する最新のニュースや技術上の疑問のほぼ全てが、この掲示板に集まっています。

ここでは、投稿された質問に回答すると、そのお礼としてモナコインをもらうことが出来ます。もらったモナコインで質問を投稿するも、ウォレットに送金して取引に使うのも自由です。

Monappy

https://monappy.jp/

モナコインのファンが運営している、ウォレットサービス提供・情報発信に特化したサイトです。ここで利用できるウェブウォレットから送金する際、短いメッセージを添えることができます。

他にも、モナコイングッズや絵の販売・サイト内でギフトカードの売買(モナコイン決済)ができます。登録するだけで簡単にツイッターで投げ銭ができるツール「tipmona」との連携により、好きな同人作家に寄付をすることができます。

モナパーティー

モナコインを使って専用通貨(XMP)を入手し、XMPを利用したオリジナルトークンの発行が可能です。XMPはいずれの取引所にも上場していませんが、上場待ちで保有する投資家が多数います。

Amaten

https://amaten.com/

Amazonギフトカード・iTunesカード・Googleプレイカードを含む10種類以上のギフトカードを、仮想通貨決済により売買できるサイトです。割引率が高く、最大5%オフで購入することが出来ます。

モナコイン (MONA)の最新ニュース

海外取引所ではbittrax(ビットトレックス)・国内だとbitbank.cc(ビットバンク)がそれぞれモナコイン取引額最大であり、いずれも全取引額のうち35〜37%を占めています。

日本国内だけでしか盛り上がりを見せていないという誤解もありますが、最新の情報が海外から逆輸入されるケースも少なくありません。ここでは、モナコインに対する評価を考察します。

参考:MonacoinChart

国内外のモナコインに対する評価

SNS上での評価は以下の通りです。

全体的には

・技術面でなかなか評価されない通貨

・モナコインを通じた文化的交流がメインである

との考えがあり、投資対象としての興味は薄いように考察されます。

海外取引所への新規上場

中国の以下2カ所の取引所で、今年4月に上場しました。

・Exvo.io

・QBTC

前月にアメリカの「Bitplace」で上場しましたが、その直後に左記取引所がサーバーダウンしたことがニュースになっています。これはモナコイン取り扱いが原因ではなく、取引所の運営システムに問題が起きていたと予測されています(公式見解なし)。

また、bittrex(アメリカ)においては、2018年からアルトコイン上場廃止が続いたにも関わらず、モナコインの取引量は増加の傾向にあります。

これらから考察すると、今後のモナコインの動きによっては、再び上場ラッシュが来ることも考えられます。

海外の有力な経済誌「フォーブズ」で紹介

株価情報などを取り扱うニューヨークのメディア「Forbes」で、4月19日にモナコインの情報が取り上げられています。記者によると

モナコインは日本でもっとも有名な仮想通貨である

とし、前年2017年で紹介された「日本の仮想通貨Top5」という記事も紹介しています。これら記事から、海外でのモナコイン認知度は高いことが分かります。

モナコイン (MONA)のまとめ

日本のサブカルチャーから出発したモナコインは、取引の利便性を重視し・送金速度問題の解決に注力しています。世界初のSegwit実装・2例目となるアトミックスワップ実験成功といった実績をもち、他に類を見ない最高峰の技術を持つことも伺えます。

モナコインの好材料のまとめ

  • 実用性が高い(送金速度が早い)
  • サブカルチャーからの支持という強力な地盤がある
  • 海外で日本の主要通貨と認知されており、今後巨大な資本が流入する可能性がある

不安要素

  • 送金速度の代わりにセキュリティ性に問題がある
  • 決済可能な実店舗が少ない

モグラもモナコイン を結構保有しているぞ

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