モグラ大ダメージ
どうも電脳モグラです。
先々週、届いたAntminer Z9が早速壊れました。
ハッシュボードの2番目が認識しないといった症状です。
Rebootしても症状は回復しませんでした。
目次
Antminerの故障箇所特定方法
Antminerに問い合わせたところ
故障箇所を特定するために、支持された手順を行なっていきます。
問い合わせはhttps://www.bitmain.comにログインしてチャットで行いました。
シリアルナンバー(SN No.)を聞かれる場合があるので、事前にメモしておきましょう。シリアルナンバーの記載場所はASICの上部です。
問い合わせしてみるとわかるけど、Antminerのカスタマーサービスは本当に優秀
手順は下記の通り
- ASICのリセット
- ファームウェアのリロード
- 電源ユニットの交換
- ASICを分解して故障箇所の特定
AntminerのASICリセット方法
リセット方法は下記を参考に行いました。
https://enforum.bitmain.com/bbs/topics/3957
Antminerのファームウェアリロード方法
ファームウェアのリロードは下記の動画を参考に行いました。
ファームウェアは下記のURLからダウンロード可能です。
https://service.bitmain.com/support/download
自身のASICにあったファームウェアをダウンロードして下さい。
電源ユニットの交換
電源ユニットの故障の可能性もあるので、正常に稼働している接続端子を認識しないハッシュボードに接続して稼働するかテストします。
モグラの場合は故障したハッシュボードがやはり認識しなかったです。
故障箇所を特定する最も簡単な方法
ASICのリセット、ファームウェアのリロード、電源ユニットの交換を全て試してもダメな場合、ASICを分解し、故障箇所を更に特定するようにAntminerのサポートから指示されます。
故障箇所を特定する最も簡単な方法は、壊れたハッシュボードが接続されていた箇所に正常なハッシュボードを接続し起動テストする方法です。
試したところ、正常に動作したので接続ケーブル、電源ケーブル、制御ユニットの故障ではないと判断する事が出来ました。
AntminerのASICを分解する
さて、それではASICを分解していく
これはAntminerのサポートに指示されてから行なった方が良いです。
勝手にやると、保証が切れるかも
封印シールが貼ってある
取り敢えず、壊れたハッシュボードを抜き取って、正常なハッシュボードを取り付ける
接続して、電源を差し込む
接続ケーブルを抜き差しするときは、必ず電源が切れているときに作業しよう!
これでハッシュボードが正常に動作すればケーブル類のトラブルでは無いと切り分けできる。
壊れたハッシュボード
壊れたハッシュボードを見てみよう
特に焦げた後は見当たらない
特に焦げた後は見当たらない
AntminerのASICの修理交換フロー
取り敢えずAntminerのリペアフローは下記の通り、問題はかなり時間がかかるところだ。
https://service.bitmain.com/support/guide
Antminerの故障ASICをどこに送るか?
さて、最後は発送です。
ここからが一気に面倒になってきます。
発送手順は下記のURLから確認できます。
https://support.bitmain.com/hc/en-us/articles/226760527-How-to-create-a-repair-ticket
更に今は10月、中国は国慶節で大混雑です。
「そう言えば・・日本の会社でAntminerのリペアライセンスを取得したって、プレスをPR timesで見た事があるぞ・・」
圧倒的記憶力を持っているモグラ
そのことをAntminerのサポートに伝えたところ
「私はその会社のことを知らないが、確認するからちょっと待ってー」
3分後・・・
「確認取れたからOKだよ」とのことだった。
こういうイレギュラーな対応にも、速攻で対応するAntminerのサポートはマジで凄い
因みにその日本の会社はGincoって会社
早速、問い合わせてみた。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000031033.html
結果は後ほど報告するぞ
Gincoさんから連絡があった
なんとハッシュボードのリペアはサポートの範囲外とのことだった。
残念
AntminerのASICはマシンが届いてから180日メーカー保証があることを教えて貰ったので
早速、Bitmainへ送付する手続きをしたよ
Antminerへ故障したASICパーツ発送する方法
取り合えず、Antminerのチャットで症状を一通り伝えると、壊れたパーツを送ってくれと言われる。
手順は下記の通り
- Create Repair Ticketをクリックする
- Apply for Repairタブで必要事項を入力する
- Tracking No.には適当な数字を入力し、発送後に正確なTracking No.を入力すること
- Remarkには故障内容を入力する 例 hashboard unable to detect Item Information
- Add Deviceにて必要なパーツ情報を入力する
- 発送する
- 荷物のトラッキングナンバーを編集する
リペアチケットの作成
https://shop-repair.bitmain.com/user/afterSale/repairHeaderList
Create Repair Ticketボタンををクリックしチケット作成する
必要事項を入力する(仮)
リペアチケット作成時のトラッキングナンバーは適当数字入力し、荷物発送後に再度入力してほしいとのことだった。(変な仕様)
Remarkには故障内容を入力しよう
ハッシュボードが認識しなかったのでモグラはこう書いた。
hashboard unable to detect Item Information
発送先住所
発送先住所情報はRepair Siteを選択したら自動で出るよ
パーツ情報の入力
修理を依頼するパーツ情報を入力しよう
今回はハッシュボード一枚の修理なので、Quantityには1と入力
以上でリペアチケットの作成は完了だ。
このチケットの作成はサポートから指示されてから行おう。勝手に発行してもダメだよ
パーツを梱包
故障パーツ到着時に部品の欠損があると、保証期間内でも対象外になってしまうらしいので、念入りに梱包しよう。
Packingはこの動画を参考にしてほしいとサポートから言われた。
で、取り敢えず買ってきた。(全部で700円ぐらい)
プチプチを大量に使って梱包し
発泡スチロールで蓋をした。
これでもか!と言うぐらいにガムテープを使った。
保証期間内だから無料修理のはず
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