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TSMC巡るマイニング大手の争い、Canaan社がBitmain社に先行して7nmASICチップ量産か?

中国の雷鋒ネットによると、昨今の仮想通貨市場の乱高下、一次は7000ドルを割る場面もあったビットコイン相場から、マーケットは仮想通貨に疑念を抱いている。マイニング効率改善とマイニングマシンの弱点克服により、低コストでより効率の高いソリューションを提供し、マイニング意欲を高める考えのようだ。

Bitmain社TSMCの7nm(ナノメートル)プロセス技術を狙ってTSMC社と提携か?

Bitmain創業者の詹克団CEOは先週台湾を電撃訪問し、台湾積体電路製造(TSMC)や力晶などサプライチェーンを極秘訪問、次世代の高性能マイニングチップ開発や人工知能(AI)を活用した事業の業務提携について協議したとみられる。詹克団CEOは今回の台湾訪問で、力晶の創業者黄崇仁CEO、TSMC総裁就任予定の魏哲家氏と会談したと見られ、両社がBitmainを重要視していることが伺える。

しかし、TSMCは3日までに詹克団CEOの訪問には回答せず、Bitmainと力晶の広報担当はその日程を明確にしていない。TSMCは5日に株主総会を開催予定で、張忠謀董事長の退任パーティーに加え、Bitmainとの業務提携についても株主の関心事になっている。

Bitmainの台湾訪問では、マイニングの最大コストである電力消費に関して話し合われたようで、次世代のマイニングマシンの課題であるエネルギー効率と演算能力の向上について、TSMCの7nm(ナノメートル)プロセス技術を狙っている。

また、Bitmainは今、ASICと内臓メモリで需要が見込めるAI産業へシフトしようとしている。Bitmainはすでに力晶と内臓メモリでの戦略的協力関係で合意し、力晶傘下の愛普がAIを活用した内臓メモリを提供し、費用は力晶が負担する。

詹克団CEOのTSMC訪問が本当であれば、BitmainはTSMCとのパートナーシップを今後も強化することを意味し、仮想通貨の今後の動態を牽制し、創意、智原などマイニング関連企業と接触するだろう。

嘉楠耘智(Canaan)が次世代ASICを従来の16nmから7nmに移行!7月から量産

マイニング装置のシェア2位の嘉楠耘智(Canaan)も同様に7nmマイニングマシンへの投資、開発に積極的だ。Canaanは先月のサプライヤー会議で、サプライヤーリストを初公表したが、その中にTSMC、創意、立隆、聚鼎など台湾企業が名を連ねた。同会議で最も盛大に表彰されたのがTSMCだったが、ASIC事業での先進的プロセスによる省エネ実現を通じた、Canaanのマイニング事業への貢献が主な理由だ。

サプライヤー関係者によると、Canaanは次世代ASICを従来の16nmから7nmに移行し、7月から量産する計画だ。これによりライバルのBitmainを先行することになるがTSMC側は公表していない。

Canaanは昨年12億元の売上(前年比20倍)、3億元以上の営業利益(前年比125倍)を出したが、今年は売上高100億元、営業利益50億元をそれぞれ見込み、香港にIPO(新規公開株)を申請予定だ。Bitmain同様、CannanもAIチップ生産へのシフトを目論んでいる。

イギリスのARMが発表した次世代CPUコア「Cortex-A76」もTSMCの7nmプロセスを採用し、今年Appleが発表した新型iPhoneにもTSMCの7nmプロセスを採用していると見られ、下半期はTSMCの7nmプロセスの供給不足が予測される。

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