マイニングファームでの火災映像です。
想像より激しく燃えています。
この映像はロシア・シベリアのセヴェルスク市にあるマイニングファーム(マンションの一室で行うタイプ)の火災映像です。映像を見る限りマンションの一室は全焼っぽいです。
ロシアの都市では定期的にマイニング機器を設置した部屋の火災が起きているらしく、主な原因は電線のショートとのこと
火災の原因は?
恐らくライザーカード電源ケーブル周りだと思いますが・・
絶対にライザーカードの電源供給は6pinでつなぎましょう!
SATAコネクタケーブルは危険だ!
モグラはライザーカードに付属されているSATAコネクタをライザーカードの電源供給に使わないことを推奨します。
恐らくマイニングを始めた当初はいろいろ調べて、正しくセッティングすると思うのですが小慣れてくると「多分大丈夫だろう」という油断から間違ったケーブルの選択や繋ぎ方をしてしまう可能性があるので、その可能性自体を消すことが重要だと思います。
因みに1080Tiなどの補助電源のあるタイプであればライザーカードが必要とする電源容量は35ワット程度です。SATAコネクタでも可能ですが、補助電源がないタイプのグラフィックボードをPCI Expressx16で使う場合はライザーカードから75ワット程度給電する必要があるので非常に危険です。危険というか燃えます。普通の人はこんな細かい事いちいち覚えていないと思います。
なのでライザーカードSATAダメ、6pinはOKと覚えて下さい。
ケーブルコネクタの種類 | 許容電流 | 安全度 |
SATAコネクタ | 54W | × |
ペリフェラルコネクタ | 60W | × |
6pinコネクタ | 75W | ◎ |
8pinコネクタ | 150W | ◎ |
SATAコネクタを使わなければ、より安全になることは確実です。特殊なケーブルを買えばSATAコネクタでも安全に運用可能です。詳しい方法は下記の記事を参考にして下さい。
電源のほこり
マイニングリグにはほこりがすごく溜まります。
電源のファンの中にほこりが入ると火災の原因になるのでフィルターを付けることをお勧めします。

このフィルターはマグネット式になっているので簡単に取り付けることが可能でさらに掃除も簡単にできます。
コンテナタイプのマイニングファーム
最近は法人の方が節税対策でマイニングファームを建設することが多いらしいですが、自分の会社が燃えるリスクまでは考えていなそうです。。
コンテナタイプであれば火災になっても他の施設に燃え広がるリスクを低減できます。法人向けならやっぱりコンテナタイプの方が良いなーと個人的に思います。
コンテナ買ってみるか
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