NVIDIAは新しいGeForce RTXプラットフォームを採用した、新世代のGPUを発表しました。新しいグラフィックス機能としては面白そうですが、現時点ではマイナーには魅力がなさそうです。
GeForce RTXプラットフォームで使用されている新しいNVIDIAチューニングの焦点となるのは、リアルタイムの光線追跡、人工知能、プログラマブルシェーダーであり、ゲームのグラフィックがよりリアルになります。
GeForce RTXはマイニングに適しているか?
マイニングに関しては、この新しいプラットフォームは明らかに性能や電力効率の大幅な向上にはつながらず、マイナーにとって本当に魅力的なオプションとはならないでしょう。
しかし、今後どうなるかはまだ分りません。AIコンピューティングのための新しいテンソルコアが仮想通貨マイニングにも使用可能な場合、マイニングソフトウェアの最適化やマイニングソフトウェアの新しいアプローチ次第でパフォーマンスが劇的に向上する可能性を秘めています。
GeForce RTX Founders Edition
GTX 1080 Tiの後継機種であるGeForce RTX 2080 Ti、GTX 1080の後継機種であるGeForce RTX 2080、GTX 1070の後継機種であるGeForce RTX 2070など、どれも魅力的ではありません。
一部の地域ではNVIDIAのファウンダーズエディションシリーズの初期価格で、NVIDIAのウェブサイトから予約購入可能であり、9月中旬の出荷予定です。ゲーマーがこれらのGPUの1つを購入する分にはいいかもしれませんが、少なくとも現時点ではマイナーにとっては現在の仮想通貨市場の状況や10〜15%の性能改善などを予想すると、あまり魅力的な価格ではありません。
当面はRTXでマイニングするより、中古市場に放出されたお値打ちな中古のグラフィックボードを購入する方が賢明です。
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