クラウドマイニングサービスを手掛ける大手の1つ、ハッシュフレア(Hashflare)がサービスを停止した。公式発表によると、ハッシュフレア(Hashflare)はマイニングに用いるハードウェアとSHA-256仕様のサービスを停止することを明示した。
夜中にHashFlareから衝撃のメールが届いたので早速記事にしました。今年1月頃には年率300%と言われていた仮想通貨のクラウドマイニング大手HashFlareがマイニングを停止したそうです。
仮想通貨のクラウドマイニングファームが危機的状況https://t.co/CoBam1HSwi#comemo @comemo_io #bitcoin
— Sean Ichihara (@skc) July 21, 2018
ハッシュフレア(Hashflare)とは?
ハッシュフレア(Hashflare)は、2013年に設立された仮想通貨クラウドマイニングプラットフォームです。ハッシュフレアはエストニアにオフィスを構えるクラウドマイニング 会社で、クラウドマイニングの世界ではそこそこ老舗で払い出し実績も3年以上あります。
ハッシュフレア(Hashflare)サービス停止
彼らの言うところによると、ビットコイン(BTC)マイニング事業の利益よりもメンテナンス費用が大きくなり赤字続きのため、SHAハードウェアの無効化に続き、SHA-256のサービスも停止するという。いくつかの技術的な解決法も模索したが、マイニング市場が年々厳しくなっていることもあり、徒爾に終わったらしい。
ビットコインのマイニングの難易度は去年の11月と比べると117%も上昇しており、この上昇はしばらくは続くと思われます。 これまでにクラウドをベースとしたマイニングサービスは、ハードウェアを用いたマイニングプール(複数人でのマイニング作業)に比べると限定的な成功を収めていますが、 通常のマイニングプールでさえ、ASICの性質上、多くの懸念が生じるのでクラウドベースのマイニング事業で利益を出し続けることはかなり大変でしょう。 マイニングは仮想通貨のエコシステムの中で重要な役割を果たしていて、さらなる進歩が求められる分野というのは当然のことでしょう。 優良なコンセンサスアルゴリズム上で、オープンソース型のマイニングハードウェアでのマイニングが主流になってゆくでしょう。
計画的な気がしないでもない
今月7月19日にハッシュフレア(Hashflare)は顧客に対し、KYC/AMLを行うことを要求していた。払い出す意思があるならユーザー登録の段階でKYC/AMLをしているはずではないだろうか?
KYCとはKnow Your Customer
AMLとは Anti-Money Londering
つまり、本人確認とマネーロンダリング防止のことで、本人確認を受けたユーザーは引出し上限額を増やすことが出来るそうです。
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